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オデッセイ



本作を鑑賞して思ったのは、ユーモアは最高にクールなサバイバルスキルなのだなという事です。

ユーモアを生み出すのにお金もかかりませんし、大抵の場合物質的に何かが必要という訳でもありません。


舞台は火星。

有人探査を行っていた6名のクルー達は突然の嵐に襲われて、ミッションを中止せざるを得ない状況に追いやられました。

しかし主人公であるマーク・ワトニーは、通信アンテナの破片が飛んで来た事で気絶し、遠くへ吹き飛ばされ皆からはぐれてしまったのです。

この状況下ではおそらくマークの命はないだろうと考えたルイス船長は、他のクルーの事を考慮すべく仕方なしに火星から引き上げました。


しかし幸いにもマークは生きていたのです。

取り残されたマークはまず自分に刺さったアンテナを抜きます。

そして仲間のクルーが火星を立ち、自分は手違いで置き去りになってしまった事を理解します。

一体どんな気分なのかと思います。

NASAの探索が次に火星に着くまでにかかる日数は約4年。

しかし残された食料はわずか6か月分という絶望的な状況です。


火星にたった一人で取り残される事の恐怖や寂しさはどれだけの物だろうかと考えますが、実際に生き残る事を考えると、おそらく泣いたり落ち込んだりしている暇は1秒だってないのだなと思いました。

彼は自分の得意分野を生かし、ジャガイモを育てる事に成功します。

こんな時、まずは上手にやれる事から始めるのも大切だなと受け止めました。


またこの作品は絶望的な状況下にあるにもかかわらず、70年代の軽快なディスコミュージックが流れていて悲壮感を和らげているのも良いと思いました。

理由はたまたま船長の趣味であったCDが火星に残されていたから。

それしかなかったからそれを聞く、というのも何となくリアリティがあって良いです。


この作品を鑑賞後は以前よりも少しだけ強くなれた気がします。

辛い状況下でも『オデッセイ』のマークの前向きな態度を思い出す様になりました。

本作はフィクションですが、エンターテイメントとして素晴らしいと思います。
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