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ロブスター



本編は、いつの時代、誰がそうしているのかって、そういった一切の説明が、無いのですけど。

女性のナレーションが差し込まれて、進みます。

「画作り」は、しっかりしているので、冗長になる事はなかったですが。


見方によっては、「未来世紀ブラジル」とか、全体主義的な、暗い未来観を描いた作品でもありますが、あくまでも、古風なホテルと、山間とか自然を背景にして、SFっぽくもない。

男女一緒にならないと(コリンが、入所の際、同性愛は、運営がややこしくなるので、認めなくなったと説明を受ける)、社会で暮らせないのですが、なんとなく、どこかの団体の「集団結婚」も想起させたりする。


とにかく、見終わったら、いろんな、場面について、答え合わせをしたくなります。

冒頭に、女の人が独り車を飛ばして、荒野に佇むロバを銃殺する場面とか。


ただ、言えるのは、コリン・ファースの施設から、自由人たちと野外で行動を共にするまでを通してみると、世の中の人との係わり合いで、いかに、不誠実で、裏切ったりするものかって事が、見て取れます。

狩りに行くバスの中で、犬を口実に、しかも、ウレシイお誘いまでしてくれる女性がいても、突き放すし。

ライリーさんには、口から出まかせだし。

終わりの場面も、レイチェルの境遇から、自分も、それに「合せよう」とするのだけど、

その後を、我々に投げかけるんですよね、この映画は。


思うに、コリンは、相手を全面的に受け入れる男じゃないでしょうから。

なんか、皮膚が弱いのか、背中に独りで軟膏を塗る場面が、しばしば、出るのですけど、相手にぬらせないじゃないのかな、ヤツは。


この映画も、腑に落ちないところが、多いのですが、その分思い巡らしたくなりました。
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