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トゥーヤング トゥーダイ! 若くして死ぬ



クドカンの創作の一つのパターンとして、一回、出来事の断片を見せておいて、プレイバックで、先にみせた出来事で引っかかっていた行動や言動の真実を見せることで、キャラクターの隠された心情を露わにしたり、出来事をまた、違ってみせたりと、物語の流れ「時制」の操りも得意としますが、それが、本作では、地獄と現世の時の流れの違いと、転生の回数制限のなかに、先に書いた、笑いから、男(の子)目線のロマンチストに、仲間内の心情の通い具合など、感情に触れる仕掛けが入っていました。

宮沢りえさんや、尾野真知子さんはじめ、場面は少ないけど、意外な人たちの意外な起用もありますが、地獄図メンバーのひとりの、現世での姿が、また、180度ちがっていて、長いキャリアもダテじゃない。情けない、男の一面をさらけ出すけど、「逃げるなっ」て、一概には、責められない。

そして、なにより、演奏場面の描写が、衣装やセットに、音楽、カット割りとか、このジャンルの音楽好きには、楽しいです。演劇パート同様、実力ミュージシャンが、所々で、顔を見せて、音楽描写に厚みを加えています。地獄の高校生が、えんま様の前で、「対バン」、つまりバンド対決を繰り広げます。

昔見た、ウォルター・ヒル監督の「クロスロード」って映画で、ベストキットのラルフ・マッチョが、駆け出しのギターリストで、伝説のブルースマンが、悪魔に魂を売って、音楽の極意を得たという取引場、クロスロードで、クライマックスにギター対決をするけど、それを、本作では、神木君が挑んで行くのが、発展版というか、仏教観の基づく、悪魔の取引場を舞台にして、日本人に親しみやすく描いています。そして、対するのが、ROLLYさんと、マーティ・フリードマンって、モノホンのギタープレイヤー中、写り映えする方を連れて来てくれて、馬鹿らしい場面も、説得力ありました。
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