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アイアンマン3



最早日本ではトップ3に入るくらい有名なマーベルヒーローの第三作目。

一作目から主役のコメディ部分とシリアスさ、ラブシーンとみている人を常に飽きさせない工夫が随所に凝らしてあるので飲み物を飲む時間すら惜しい映画です。

特にアクションシーンは派手で格好良さが際立ちます。

そんな中三作目となる今作品は前二作と作りが変わり、また違った味わいが出ました。

とにかく主役のトニー・スタークのアイアンマンとして活躍してきた今までの栄光とその影の部分をしっかり描いているのと、どうしても今までの行いから社長やヒーローとしての力があるせいで他の人の心が分からないと言った同じ立ち位置にいる仲間がいないという孤独さが際立ち見ていて一喜一憂してしまいます。

またある意味変身もののヒーローでもあるのでウルトラマンや仮面ライダー、戦隊シリーズと言った変身ヒーローは男心をくすぐるので見終わった後誰かと話し合いたくなってしまうくらいの格好良さでした。

特にアイアンマンはアイアンマンスーツがドンドンバージョンアップしていくので次はどんな装備と形状になるのかワクワクしますし、トニーの天才さと孤独さ、随所にちりばめられたコメディとダークさ、そしてヒロインとの関係はどうなるのか、二時間強で映画は終わりますが見終わってもう終わってしまうのかと当時残念でした。

エンディングが全部終わって幕が下りても何かおまけがあるんじゃないかと粘りたくなるくらいまだ見ていたくなる作品です。
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HK 変態仮面



「俺は正義の味方だが どうやら正義は俺の味方ではないらしい」という、ヒーロー映画にあるまじきキャッチコピーで一躍有名になった今作は、変態仮面という名前で連載されていた少年漫画が原作の作品です。

キャッチコピーのインパクトもさることながら、さらなるインパクトを与えるのはその主人公の風貌です。

女性もののパンティを顔に被ったその姿は、思わず目をそらしたくなってしまうし、そもそも変態仮面という名前自体、劇場で鑑賞券を買ったりレンタルビデオ屋さんでカウンターに出すのがためらわれる名前と言えます。

しかし、今作はそんな障害など些末な問題だと思えてしまうほど、とってもアツいヒーローストーリーになっています。誰にも理解されない、正義すら味方になってくれない……。

そんな正義のヒーローが、それでも正義を貫き通すために巨悪と闘うストーリー展開は、王道と言ってしまえば確かにそうではありますが、ありきたりの王道というだけではない熱量があります。

また、敵の設定や強さなどもストーリーをより盛り上げられるように変更が加えられていますし、終盤にかけての大筋のストーリーも漫画原作とは大きく変わっているので、漫画を読んでいた方にこそおすすめできる映画だと思いました。

主人公のコスチュームや戦いはもちろん、敵の黒幕の名前に至るまで、いたるところに笑いがちりばめられてとても楽しく見られましたし、もちろん熱くなれる戦いの様子や、ほろりとくるところもあって、とても素晴らしい映画でした。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower



予告の迫力、完成度に偽りはありませんでした。

最初から最後まで最高の完成度で、テレビ版のアニメでufotableのクオリティに驚いていましたが映画版はそれ以上の完成度です。

正直アニメ映画としてこれ以上は無いだろうというできでした。

2時間通して戦闘シーンが各所にちりばめられているため、盛り上がりに欠くことなく緊張感を持って終盤まで見ることができます。

戦闘はコマ送りで見たいほどの濃密具合で緩急が素晴しいです。

特にランサーの戦闘シーンが、一部SNS上でランナーと言われているほど戦闘場面も動きます。

夜の街を走るスピード感は今思い出してももう一度映画を見たいと思わせるほどの迫力のある画面作りになっています。



戦闘シーンはどのシーンも素晴しいものでしたが、この映画の完成度を底上げしているのは日常シーンの精密さだと思います。

雪を踏みしめる描写、特に鎧を着込んだセイバーが雪を踏みしめた時の金属の熱伝導によって雪が解けるような表現の細やかさに製作スタッフのこだわりを感じました。

今回のヒロイン桜との静かな、それでいて暖かな交流のひと時、息も付けない戦闘シーン、突然ぽっかりと穴が開いたように不気味なモノの存在。

静と動のバランスが完璧です。

また、原作では深く掘り下げられていなかった登場人物の内面をしっかりと噛み砕いて、映画の各所に主人公との関係がちりばめられられているので、原作のゲーム好きな方にも違った側面で楽しめる内容となっているでしょう。

1章として最高のスタート、そして完成度だと思います。

帰ってきたヒトラー



鑑賞する前は、題材として不謹慎なのではと正直思っていましたが、全体的にユーモア溢れる描写とストーリー展開で非常に面白かったです。

歴史上の事実などからヒントを得たジョークなどを本編を通してとても上手く織り交ぜていて、シリアスで笑える場面がとても多かったです。

中にはなかなか踏み込んだジョークもいくつかありましたが、それも良いアクセントとなって機能していたように感じます。

そして、個人的にはヒトラーが現代に蘇った後で単純にテレビで人気者になってそのままハッピーエンドとするのではなくて、次第に事態が

急転していくストーリーとなっていたのが、大変リアリティがあって興味深かったです。

そうした展開にすることで、観客に「考えさせる余地」を与えていたと感じます。

また、ストーリーそのものの面白さに加えて、もう1点大きな魅力と言えるのがヒトラー役の俳優の優れた演技力です。

その見た目だけではなくて、演説の進め方や抑揚の付け方なども本家ヒトラーを深く研究してきたことが伺えるものとなっており、思わず

画面に引きつけられる演技となっております。

最初に少し触れましたが、「アドルフヒトラー」という一般的な考え方であれば歴史ドキュメンタリーの主役として選ぶことはあっても、

コメディー映画の主人公には到底選ばないような人物をここまで上手く作品に調和させられている点は本当に見事と言うしかありませんでした。

続編が出るようなことがあれば、是非また鑑賞したいと思っています。

そして父になる



タイトルにあるとおり福山雅治演じるお父さんが父になるという話。

母親は子供を産んだときから母親だが父親は段々父親になるものだと、よく聞くのだがそんな話。

こうやって書いてしまうとなんか元も子もない感じなんだけど落ち着いた演出で特に福山雅治と尾野真千子が微妙な機微を演じていてとても良かった。


監督の是枝裕和は「誰も知らない」で見ていたので演出に関しても予見できていて外れはなかった。

夫婦二人の心情を的確に把握してそれを役者に求めていて的確にフィルムに落とし込むことに成功していた。

リリーフランキーの演じた父親は、はじめは奥さんの言いなりになって慰謝料のことばかり気にする屑にしか見えなかったのだけど映画が進むにつれて子供たちととてもよく向き合っているいい人になっていて、人物の造形がとても深く優しい。

これは監督と脚本の功績だろう。

後半に福山雅治が自分の父親や家庭のことを話をしたり尾野真千子の心情、とくに家の中でテントを張ったときにベランダで泣いたシーンは、よくこの本を書けたものだと感心した。

福山雅治の両親や、福山雅治が車の中で母親に電話するシーンなんかもとてもすばらしかった。

両夫婦の奥さん同士の結束とかもよくかけていた。繰り返すけど脚本と演出がすばらしい。


福山雅治は月9にでるような無難ないい男しか演じないのかと思っていたのだけど、よくこのようなダメというか頭の固い父親を演じるようになったものだと感心した。

彼を見直すことにする。デジカメをみてぐっと来る様子を淡々とカメラはとらえているのだけどあれは良い演技だったと思う。

尾野真千子も時々すごく絶望的な表情をして、それをあからさまには演出しないのだけどよく演じていたと思う。
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